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2013年は何かと業の深い1年だった

但し、老齢に差し掛かったわが身をもってすると
義務(仕事と家事と介護)をこなすだけで日々手一杯で
いちいち憂えてる暇もなかったし
考え込んで気持ちが沈む前にはもう呑んで昇華してたw
今、振り返ってみても楽しかった記憶しかナイのは
酒のおかげだろう、ディオニュソスに誓って!

ディオニューソス―神話と祭儀

それでも年の瀬になって怪我をしたのは
そのままやり過ごさずに2014年を迎えるために
素面でじっくり考える時間が必要だった気がするるる~

☆・・・☆・・・☆

常に20年先を考えて生きてきたが
齢45にもなると20年先に生きてる可能性は微妙だ
もちろん若い時から死も意識してはきたが
確実に訪れる死の瞬間がよりリアルさを増してきたこの数年は
その時があともう40年なのか、あるいは数年なのか
当たり前だがそこが定かではナイコトで
残りの人生に何をどうするかも定まらなくなってきてた

若い時分には希望が魂を燃え立たせてたので
無になるまで精一杯の抵抗をして生きてく所存だったが
実際、義務に忙殺される生活からは逃れようもなく
魂の希求が蔑ろにされ続けて生きてきてみれば
正直、どちらでもよくなってきた

いずれ無になるなら
とりあえず生きてれば=わざわざ死ななくても
いっか~くらいなレベルに鎮火してきたので
ヨユーすら出てきた

そもそも今こなしてる義務と比較したら
人生に重くのしかかってた3大義務(結婚・出産・育児)が
ここへきてすっかり免除されたようで
これを堂々と放棄できただけで自分の人生を倍にしたようなモノだから
そのお得感だけでも十分に満足できてしまえたりするし
余生はそんなに切羽詰まってまで自ら希求せずとも
それなりに与えられた愉しみをそれなりに享受してる内に
死んでしまうのだろう・・・なんてヨユーがね

こんな書き方だとリア充の人なんかからしたら
つまらナイ人生に見えるかもしれナイが
自分を至福に至らしめるモノは智と美の希求なので
読書によって得られる智と散歩によって感じられる美とで
つまり近所に図書館と公園があって
それを利用する時間があれば充分なのだ

むしろ図書館にはナイ本も自室にはあり
しかも半生の趣味の集大成ができあがってるのだから
許されるなら引き籠って読み尽くしたい・・・!
メシも食わずに没頭したい・・・!!

そんな幸せな一日が訪れナイモノかと夢想するだに
それだけで満ち足りた気分にはなるし
一日が叶わずとも数時間でも(睡眠を削ってでも)
実践できればもれなく幸せなので
朝は起きてすぐに欲望のままに本を読み
夜も眠る前に睡眠欲に負けるまで必ず本を読むのだ
負けやすいように酒を伴って( *゚Д゚)つ[酒]

☆・・・☆・・・☆

怪我をしてホチキスのついた頭で考えて
これからの生き方の指針を「臨機応変」とした

どんな不測の事態でも適応性を発揮して
乗り切れれば乗り切り、どうしてもダメなら留まる、と

問題は解決するモノだが
解決しようもナイ問題には最初から取り組まず
憂鬱が癖にならナイ内に酔って
なるべく気にかけナイように仕向けるのだ

酔うのはアルコールばかりではなく
音楽に陶酔するのもありだし
サッカーを観ながら編み物をしてれば
それ以上に何か気にかけようとしても無理っつ(;つД‘)

その際に常に気を付けるのは病気や怪我だ

今もまだ頭皮の傷は完治してはおらず
少なくともあと1か月は髪を染めたりするのはやばそうだし
あばらが痛むのもまだ数週間は続きそうだ。(´д`;)ギャボ

ずっとくすぶり続けてた下唇のヘルペスが遂に正月早々に炸裂してしまい
今まではヘルペス如きは気にする必要なかったが
週末に男装するのに不細工な要素が目立っては不味い。(゚д゚lll)ギャボ

4日は男装始め、5日は新年会、6日は仕事始めなので
3が日はなるべく疲労回復を心掛けて
大人しく養生しておこうかと・・・

今年になって電子書籍を読むようになってからも
相変わらず紙の書籍を買ってるのは
それらが電子化されず、紙でしか読めナイからだ・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

そもそも購入した電子書籍も既読のモノがほとんどで
今月購入した半分以上が紙で所有してるモノだったりするし
更に付け加えれば
それらは子供の頃からの愛読書ばかりで
目新しいトコロと言えば訳者が違うってくらいで
改めて気づいたが
そうして同じ本ばかり読んでるから
未読の読みたい本がなかなか読めずにいるのだった

確かに1日に2時間ほどしか読書に充てられる時間がナイが
仮に倍に増えたとしても
同じ本のしかも同じ箇所ばかり読んでてはちっとも捗らず
未読の本に対する未消化なカンジは変わらナイだろう

ずっと自分の読書欲は=知識欲、だと信じて疑わなかったが
それは実は読む本を選ぶ時の基準でしかなかったのだ

なんせそうして手にした本の
知りたくてたまらナイはずの部分を後回しにしてでも
今、どうしても読みたい衝動に駆られると
悦楽を堪能できると既知である方を再読してしまうのだからして!

そうしてジュール・ミシュレの『愛』ばかりを読んでるるる~

愛 (中公文庫)

これはハードカバーでも単行本でも持ってるが
SONYのReaderにもアロタブ(※)にも入れたくなったのだ
ARROWS Tab LTE F-01D

読書をする場所が寝床か風呂場か出先なら
寝床はアロタブをクレードルに挿しておけば寝ながら読めるし
ページをめくる時にちょんとタップするのにしか
布団から手を出さずに済むから楽ちんだ♪
風呂場もアロタブなら防水で安心♪
但しアロタブは微妙に重いので携帯向きではナイ
他に荷物がなければ問題ナイ程度だが
断然軽い電子書籍専用端末の方が持ち歩くにぱ+.(・∀・)゚+.゚イイ
また待ち時間が結構あって腰を据えて読む場合には
ハイライト箇所やメモをEvernoteに送れたりできるので
SONYのReaderの方が何かと便利だ♪
とはいえ、SONYのReaderを便利に使おうと思ったら
ルータも一緒に持ち歩く必要があるので
最も荷物を少なくする場合にはWiMAX搭載のLideoにする♪

以下はそうしてSONYのReaderから、実際にEvernoteに送ったハイライトの引用だ

男は欲情し、女は愛する。男は何百というポリガミーの宗教や法律を発明してきた。男は楽しむことと、持続することとを求めた。まず自己の快楽を求め、ついで数多くの子孫によって自分が永久に生き続けることを求めた。女は愛し、所属し、自分を与えることのほかは、何も望まなかった。

妻は夫の娘である。夫はそこに若さとみずみずしさとを再発見する。妻は妹でもある。彼女は最も歩み難い道を真向から進み、か弱いにもかかわらず男の力の支えとなってくれる。妻はまた母であり、男を包んでくれる。ときとして男が動揺し、模索し、空には自分の星がもう見えないという、そんな闇の瞬間に、男は女の方をみつめる。すると星は女の眼の中にあるのだ。

これら2節を含めた前後は何度読んだかわからナイくらい読んでるが
どちらも最後の一文にいつも涙してしまう(;つД`)

先のは現実として共感できるからで
幸せなコトに自分はそういう相手と巡り会えたと思えるからだが
後のは理想としてこうありたいと願いつつ
叶わずに終わってしまったからだ

終わった・・・そう確信してた
いや、そう確信しようと最善の努力をしてきた

でも愛の終わりって何だろう?

お互いに、あるいは一方の気持ちが離れた時は
きっと「最初から間違った愛だった」と気づいて離れたのでは?
心が離れられナイような愛だと相手が死んだとしても終わりようがナイもの!

そうと知っても愛を偽りながら生きてくなんて
生きる意味がナイ・・・けど
愛以外にも生きる意味を見出せば生きていけるし
言うほど元々自分の人生において恋愛には何も期待してはいナイ

課せられた義務(結婚・出産・育児)を果たせれば
例え果たせなかったとしてもできる限り果たそうとしたのなら
赦してくれ、これが本音で恋愛は全く別物の絵空事だった

それが唯一無二の相手とお互いに愛を持てたのに
なぜ、つまらナイ諍いで終止符を打ったのか?
打たねばならなかったのか?

そして更にどうしてその終止符を撤回できナイのか?!

もう愛がナイから、と見切りを付けられればどんなに楽だったろう
逆に想いは枯れるドコロか募る一方で葛藤するばかり

でももうどうしようもナイよ、今更・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

そこで諦めや慰めの言葉を探せばよかったのに
ミシュレの『愛』を何度も読み返してしまう自分てのは
快楽主義なのか自虐的なのか???

ワケわからんヽ(゚∀。)ノ

先月までケータイ代は自分のととーちゃんのと合わせて
DoCoMoガラケー×2=¥10,000強/月だった

しかし実態としては自分もとーちゃんも通話料なんて¥300もいかず
むしろ全く通話しナイ月も多い

とーちゃんの使い方としてはカメラ機能がメインで
それをPCに送るためにメールを使ってたが
古い機種なので1枚づつしか送信できなかった

なので最新のデジカメを新しく購入して
PCに直接USBで繋いで一気に取り込めるようになると
断然その方が使い勝手が゚+.(・∀・)゚+.゚イイので
基本的にはケータイは通話専用のプランでも十分だそうだ

但し、ネット使えて地図見れたら便利だってのもあって
「スマホの方が画面が大きくて見易いのか?」とか
「電子書籍てのはどうなんだ?」とか
「そろそろ電子辞書も買い替え時かな?」とか
そういう話にもなってきたので
いっそ通話専用のガラケーと7インチのタブレットなんて組み合わせが
とーちゃんにとっては理想的な気がしてきた

とはいえ、タブレット端末は自分も未知の分野だったので
じっくり探して年内くらいを目処に購入しようってコトになった

Kindle Paperwhite 3G

結論からいえば、とーちゃんの場合
新たにEMOBILEのガラケーを契約して、DoCoMoのガラケーは解約
そしてタブレットはアマゾンからKindle Fireを予約したが
このKindle Fireに決めたのはDoCoMoの3G回線が無料(※)でついてて
別途ネット接続のための何かが不要だ、と思ったからだ
ついてたのはKindle Paperwhite 3GでKindle Fireにはついてなかったw

Kindle Paperwhite 3G

要するに電子書籍に¥5,000/月の予算を組んでるとしたら
Kindleなら全額をまるまるコンテンツのダウンロードに費やせるが
大手プロバイダのLTEなんぞを契約したら¥4,000弱/月で
残りの¥1,000ちょっとしか実質的なコンテンツ購入には使えナイのだ

ここで金額について詳細を述べると
EMOBILEは端末が¥0だったので
初月分の請求は事務手数料¥3,150+月額の¥580
そしてDoCoMoの違約金¥9,975発生して
合計すれば一気に¥13,705(※)の痛い出費とはなったのだが
EMOBILEが2年縛りなので2年間で支払う総額は
約¥600×24ヵ月=¥14,400で合計額¥28,305なので
多少通話料がついたとしても¥30,000でおつりがくるるる~
プラス、今までの月額利用料も解約月分まで請求されるるる~

しかしこのまま2年間DoCoMoを続けてるとどうなるか?
およそ¥3,300平均なので2年間ではなななんと¥79,200!!
電話もメールも月に数回なのに2年間で8万円てのは割高過ぎるだろw

つまり2年間で5万円もお金が浮くし
実際には2年だけでなく先々もずっと支払うと想定したら断然安くて
目先の違約金なんぞにビビってナイでさっさと解約すべき!

Heathen

それにしても昨日(10/29に)アマゾンからKindle Fireをポチしたら
お届け予定日が12/20~となってて唖然茫然HEATHENどした

とにもかくにもこれで来年からとーちゃんは
ガラケーとタブレット持ちで月額の支払は¥580・・・桁が違うw

ましてやガラケーで通話、写真はデジカメで諸々の編集作業はPC
タブレットは電子書籍リーダーがメインだが
ネット使えたら出先でも地図や電子辞書がまかなえる・・・はず

唯一、GPS機能が搭載されてナイのに懸念があったが
「フツーに地図を見れれば自分自身のいる場所はわかるだろ?」
目から鱗・・・もちろんカーナビとか特殊な使い方の場合は必要だが
地図さえあればGPS機能なんかなくても現在地わかって行く先に向かえるよな?!
方向音痴の自分さえもそう思うわw
それに実際に使ってナイ時でも無駄に電池を食うのはほとんどGPS機能なのだからして
むしろナイ方が使い勝手は向上するかもしれナイ?!

んで、話が少し遡ると家の有線LANの料金も
「So-netに毎月¥6,720も払ってるのはなんとかならんか?」
これはとーちゃんがうちの分とで2軒分で毎月¥13,440の出費なのだが
とーちゃん的にはネットはそんなに使わナイので
上限がダブル設定になってる安いプランに変更しようと考え
WEBから申し込めずNTT東日本にTELするコトになった

ところがこの時に電話に出てくれたお嬢さんがネ申対応で
事情(てか、こういう風に使いたいってヴィジョン)をよく聞いてくれて
制限はなくて最安のプロバイダを教えてくれたので
早速自分の家の方は乗り換えて接続してみた

BB EXCITEは月額¥525でNTTのルータ¥2,100と配線料¥210で
¥6,720(※)から¥2,835にまで下がったのだった!
これはNTT光フレッツに既に契約してれば
プロバイダの乗り換えだけなのでその日のうちに使えるるる~
同じくルータ¥2,100と配線料¥210が含まれた値段

但し、So-netの方は一筋縄では解約させてくれず
WEBから解約申請して郵送されてきた書類を送り返さねばならなかった!
しかも解約を了承された日が20日を過ぎてる場合には
使ってなくても翌月分まで自動更新させられるので注意が必要だ

紆余曲折あったがこれでとーちゃんの家の分もプロバイダ変更すれば
来年からとーちゃんの分の月々の支払は¥10,000前後だったのが
¥3,500に収まるのは間違いナイ

今までこれから
ケータイ(月額)DoCoMo¥3,300EMOBILE ¥580
プロバイダ(月額)So-net ¥4,410
(インターネット料金¥6,720の内)
BB EXCITE ¥525
(インターネット料金¥2,835の内)
フレッツ光(月額)NTT東日本 ¥2,310
(内訳:ルータ¥2,100、配線¥210)
NTT東日本 ¥2,310
(内訳:ルータ¥2,100、配線¥210)
合計金額(月額)¥10,020¥3,415
合計金額(年額)¥120,240¥40,980

家が九段下と市ヶ谷の間なので、どちらの駅も利用するのだが
もう一駅先の神保町や四ッ谷には時間さえあれば歩いてく

市ヶ谷にもDoCoMoはあるが、狭くて落ち着いて話がしづらいので
四ッ谷のショップが気に入ってるので四ッ谷まで歩いた

天気が良ければ土手縁を歩くのは目的を見失うほどに愉しい(^▽^*)

今月は契約の見直しをしてたので毎週末に土手縁の散歩をしたが
毎度の不鮮明さ(※)から生じるイライラが帰り道ではすっきりしてた
メモをしながら聞いてもはっきりしナイ料金体系なのと
例えDoCoMo側の不手際で間違って登録してたのだとしても
取り消すコトなんて絶対なくて、確実に料金を上乗せさせられるので
せめて月をまたがずに是正しなければならなかった

緑の中を歩くのはそれだけで幸せだが
途中でブランコに乗るのが気持ちよかったね
胸がすく、って表現はこんな状態だろうと実感できた

それにしても今週は日々発熱してるありさまだったせいか
足どりは幾分重かったかもしれナイ
そんな不調を来週まで引きずりたくなかったので
ショップのそばのキリスト教関連グッズのお店に立ち寄った際には
ガラにもなく「ルルドの聖母」の御絵を買ってしまったりして(-人-;)

マリアのフェア中だったみたいだが
「受胎告知」=ガブリエルの御絵を期待したのは間違いで
ガブリエルはフラ・アンジェリコの「受胎告知」ばかりで目新しいのはなく
それ以上に大天使のがほとんどなかった

そんな中で掘り出し物は
奏楽天使(フラ・アンジェリコ作)の大判サイズの御絵と
迷える子羊のキーホルダー(¥399)だった

帰り際にユゴーの『レ・ミゼラブル』の映画のフライヤーが目についたので
1枚貰って土手縁でブランコに乗りながら見てて意外な事実に驚いた

この映画がミュージカルの映画化なのは知ってたが
そのミュージカルの原作だって当然ながらユゴーなワケで
ところがフライヤーには宣伝文句の一部にしかユゴーの名がなかった

例え原作から遠く離れた作りで
タイトルも設定も変えてる(時代背景を現代日本に置き換えてるとか)としても
原作者のクレジットくらい入れるだろうに
この映画の配給会社は非常識なのか、うっかりなのか
いずれにせよ、原作者を軽んじてるのは腹立たしい

そんな新たに沸き起こった不穏な感情も
土手縁を散歩すれば雪が溶けるように消えてく・・・

午後から神保町へ行ったのは
三省堂のポイントの期限が今月までの分があったからだが
スマホの画面に三省堂の会員証を表示するアプリを見つけたので
これをインストールして行った
それでも万が一の場合を考えてカードも一応持ってったがw

店内にあるポイントを金券に替えてくれるマシンがあって
颯爽とスマホに表示されたバーコードをかざすと¥200分の金券が発行され
これを持って岩波文庫のコーナーへ

購入予定だったのは
今月復刊されたはずのロンゴスの『ダフニスとクロエー』だったが
これがどう探しても見当たらず
探してる間に目に留まった2冊を買うコトにした

フーケーの『水妖記(ウンディーネ)』と
ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『汚辱の世界史』だ

水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)

汚辱の世界史 (岩波文庫)

レジカウンターで会員証を見せる時には
スマホの画面を提示してちょっとどや顔になってたかなw

来月の初めに古書祭りでまた改めて神保町には出向く予定だったので
小宮山書店のガレージセールだけチェック

最初にめっけたのは『ライン河の文化史』なる1冊で
先ほど購入した『水妖記(ウンディーネ)』に呼び寄せられたのだろうか?
3冊まで¥500のコーナーにあったのであと2冊の猶予を与えられた

ユリイカが数冊並んでるのが目に入った瞬間に鼓動が速まったが
その中に1971年の『臨時増刊ランボオ』があったので
口から心臓を吐き出しそうになった

この2冊で¥500でももう何千円分も得してるし(金額以上に希少価値はあるし)
自分にとっては冥土のみやげクラスの1冊なのだが
時間もあったので最後の1冊を探してみた

いつもだったらスルーしてしまう大判サイズの画集なども
丹念に見てって探し当てたのが1981年に出てた増刊中央公論で
『メディチ家のフィレンツェ 世紀の大フィレンツェ展オールカラー110点収録』

作りがしっかりしてて中も綺麗だったし
パラパラめくってたらジャンボローニアのメルクリウス像があって
もう迷う余地もなく決定

僅か¥1,500ほどで宝を掘り当てたような気分で帰宅の途についた

123

先月まではケータイ代は¥7,000前後で
とーちゃんの分と合算すれば¥10,000強だ

ケータイは自分のもとーちゃんのもガラケー(DoCoMoのFOMA)

ノートPC2台(どちらもVaioでOSはXP)のうち
Vistaへのアップグレード権付きの比較的新しい方を
XPのままで有線LAN接続して居間で使ってるが
2階の自室にある古い方もネット接続できると捗るだろうな
とか思ってはいたが放置してた

無線LANルータを色々検討してて
BIGLOBEのほぼスマホのデイタイム(2:00~20:00)プランで
¥1,980/月で通話できナイほぼスマホをゲト
このテザリング機能でWi-Fiのアクセスポイントを設定した

これで自分のガラケーは通話専用機として使うようにして
パケホも外しちゃって最低料金(基本使用料¥980+iMODE¥315)で
ほぼスマホと2台持ちで行こうと思ってたら
基本使用料¥980の条件は対象機種への機種変更が必要だった。(゚д゚lll)ギャボ
バリュープラン料金表

なので最低料金(基本使用料¥1,890+iMODE¥315)だったが
この基本使用料も割引き適用後の価格で実質なんと¥3,780なのだよ!
ベーシックプラン料金表

昔からDoCoMoを使ってるのでそれでも安いと思ったが
毎月の支払って大きいので機種変更するべきかどうか悩みながら
他社の通話専用ケータイの最低料金を調べてみた

最安でEMOBILEの¥580(しかも機種代¥0)てのがあり
毎月のケータイの基本料金が2人分でも¥1,160で
10分間×300回の無料通話定額の¥1,400をつけても¥3,960で
ほぼスマホ(&ルータ)の¥1,980足しても¥5,940で
とーちゃんにもほぼスマホ使わせたって¥7,920

毎月の支払総額が¥10,000強から¥8,000弱になるなら
2年縛りの契約で解約に¥9,975×2の違約金が発生したとしても
EMOBILEのガラケー×2とほぼスマホ×2の機種代だったと
諦めて払った方がお得な気もしてきた

むしろとーちゃんがほぼスマホは要らんってコトになったら
月に¥6,000弱で支払が済むから¥4,000ほどお得になるワケで
3か月分で違約金も十分に元取れるじゃんw

ちなみにほぼスマホは時間の縛りがあるがパケットの縛りはナイ
契約変更してプラス¥1,000/月で時間の縛りもなくなるし
夜間に使いたい場合は¥300/日の追加料金を払えばOK

面倒なのはガラケーとほぼスマホの2台持ちになるってトコロだが
やはりとーちゃんはほぼスマホは要らナイってコトになり
番号が変わっても構わナイってんで
さっさとEMOBILEの契約とDoCoMoの解約をした

自分のガラケーはできれば番号を移したかったので
先にDoCoMoの解約を申請する必要があったが
それとは別にポイントもたまってたので
Xiの端末をポイントで安く入手してから解約しようとしてた

とゆーのも¥490/月のDTI ServersMail SIMてのがあり
Xi端末に挿入すればこれまたほぼスマホ(&ルータ)として
時間もパケットも縛りなく使用できるのだが
使用感はいかがなものか、試してみたいp(-_-+)q

年内にはWIN 8が出て、WIN 7も安くなるだろうと見越して
10万円ほどの予算を用意してたのだが
欲しい機種が2012S/SのピンクのVaioに絞られてきたので
5万円(※)で済むとしたら端末はスマホでなくタブレットも行けるか?
実質¥39,800だったw

これで防水タブレットARROWS Tab LTE F-01Dが
とても魅力的に見えてしまったのは
月々の支払に組み込んで購入するシミュレーションで
驚愕の割引率だったのも否めナイが
うっかりビックロで実機の操作をさせてもらったら
ヴァーチャルキーボードの打ち易さにほだされてしまったので
防水タブレットゲト!

タブレットには通話機能はナイのだが
ほぼスマホには当然ながら通話機能があって
¥315/月の050Plusで使えるとなったら
月のスマホ運用費は¥815でってのもできるらすぃ・・・
DTI490円SIMで050Plusが使える

スマホとタブレット持ちでどっちもルータ使用可で
パケット使い放題で¥490+¥490+¥315=¥1,295/月ってあり?
まだ試算の段階だけど、ね

とりあえず明日はピンクのスイーツなVaioをお迎え予定(*^^*)フフ♪

☆追記...

名前をSWEETSにして壁紙もLIZ LISAにしてみた

122

本音を言えばケータイを持ちたくナイし
実際ほとんど使ってナイ

まだしも使ってるのはメール機能だが
カメラ機能との連係プレーが主だったので
デジカメを買ってしまったらほとんど不要になった

なんせケータイメールは文字を打つのがかったるい!
なので緊急の用事がありそうな10数人ほどしかアドレスを教えておらず
せいぜい月に数回しかメールのやりとりがナイw

通話機能はあれば確かに便利だとは思うが
これも月に1度も使わず、なんてのがしょっちゅうなのだ

今までは仕事上でケータイサイトの動作確認が必要だったので
パケット定額サービスにしておかなければならず
¥7,000前後/月の金額を払ってたのだがもう必要なくね?

今はサイトと言えばWordPressなどのCMSでの作成で
プラグインによるレスポンシブデザイン対応(※)なので
ケータイ用のページを別途作成するコトはナイし
一応の検証はFirefoxのエミュレータでできるのだよ
接続ブラウザを判別して適した表示をする仕掛け

ふと気づけばケータイでのネットはmixiにしか使わなくなってて
しかもmixiにしてもチェックはするものの
やはりケータイからの書き込みはしんどいのでしナイとなると
別にPCだけでやればよくね?

てコトは要らナイじゃん、パケ・ホーダイ・・・(゚⊿゚)イラネ!

調べてみたらパケ・ホーダイは¥4,095/月~だったが
その分でルータ契約した方がPCとかその内買おうと思ってるタブレットとか
何でも繋げられてどこでも使えちゃうから断然お得だろうp(-_-+)q

とりあえずどこかのルータを契約しようと思い立ち
BIGLOBEのデイタイムプラン(※)てのに辿り着いたのだが
これが¥1,980/月と格安だったし、端末は¥0
してその端末はルータでもほぼスマホでも実機タダなのだったら
スマホには全く興味がナイし、実際に需要もまるでナイのだが
ケータイを電話とiMODEでのメール専用機にしといて
通話だけできナイ(iMODEも使えナイ)ほぼスマホと2台持ちするコトにした
2:00~20:00の時間限定で使えるプラン

自分の場合はやりたいコトが明確なのだ

基本的に何でもフレッツ光で常時接続のPCでやるのが快適だが
有線LANの繋がってナイ場所でもルータでネットできたら
2階の自室でもノートPCをネットに接続して
FTPからダウンロードしてきたテキストデータの編集作業と
作業後のテキストデータをFTPでアップロード(上書き)とか
風呂場でも防水タブレットで同じ作業できるかな?
AndroidアプリにはエディタもFTPあるからできるはず・・・
これはちょっと店頭で確認してみよう!
もし使えなかったとしても無料Driveに放り込んでおくとか
Evernoteとかで同期とか(よくわからナイけどw)
何かしら方法はあるだろうからいずれにしろ凄い捗るるる~ヽ(´▽`)/

てなワケで自分がルータ使って作業するとしたら
2階の自室か風呂場にいる時=平日の早朝に限定されるし
ほぼスマホとして職場に持ってって使うのもちょうど時間内だから
定額だし゚+.(・∀・)゚+.゚イイかもしれナイ♪

そうこうしてる内にほぼスマホが届いた(゚ ゚;)

早速UIMカード(SIMカードじゃなかったらすぃ)を挿入して
とりあえずブラウザに接続してみたり、メールを設定してみたり
しかしキーボードだけどちまちましてるから打ち間違いが多いヽ(゚∀。)ノ
それでもケータイのボタン操作とは比較にならナイくらい快適に打てた
キーボードが大きいタブレットなら捗りそうだ

そしてWi-Fiのアクセスポイントのセキュリティ設定をして
PCから接続してFTPが使えるコトを確認
ブラウザでTumblrを試してみたがストレスは感じナイ

これぱ+.(・∀・)゚+.゚イイおもちゃを手に入れたかも!
こうなると早くタブレットも欲しいな~

☆追記...参考記事:無線LAN(WiFi)サービスについての疑問、質問いろいろ。。。

アナトール・フランスの『舞姫タイス』
タイスとゆー名の舞姫・・・
要するに踊り子=娼婦なワケだが
彼女に魅了され堕落するのはよくナイってコトで
キリスト教の修道士パフニュスが
タイスを悔悛させようとお節介甚だしくやってくる
実はパフニュスがまだ不埒だった頃
彼こそがタイスに魅了されてて
しかし相手にされてなかったのだが
だからそんな過去の復讐もあったんだろう(-_-;)
結局のトコロタイスの方こそが
パフニュスなんぞよりよほど清らかな心の持ち主で
本来素直な性格でもあったので
よくナイ生業からきっぱり足を洗い
衆生を捨てた生活に馴染んでしまうのだった
パフニュスの甘さは・・・
いや、人間のオスがバカなのは
最も簡単な真理をまるで理解してナイコトだろうね?!
娼婦になりたくてなる女なんか誰一人としていナイ!
人類史上にそんな女は皆無だったろう!!
そして悔悛したタイスに悶々とするパフニュス・・・ヽ(゚∀。)ノ
自分の欲望が見せる幻影に悶え死にそうになって
ほぼ頭がおかしくなってきたトコロで
突然タイスに死が訪れる。(゚д゚lll)ギャボ
パフニュスは臨終の床において
死に物狂いでタイスに恋心を打ち明け
タイスを亡き者にしようとする神を呪う。(´д`;)ギャボ
タイスはそんなパフニュスに心乱されるコトなく
安らかに永遠の眠りにつく
そして修道士の敗北宣言は名言だ

神も天も、そんなものはなんでもない。地上の生命、生物の愛のみが真実のものなのだ

ところで修道士 VS. 娼婦で
圧倒的に娼婦が強いとゆー展開だけでも愉快だが
ヲタ的にほくそ笑む要素が満載なのが゚+.(・∀・)゚+.゚イイね
タイスとゆー名前自体が
アレクサンドロス大王がペルセポリスに火をつけた際に
それをそそのかした女の名だが
物語の舞台はアレクサンドリアで

かのマケドニア人の手で建設された町

とあり
このマケドニア人はもちろんアレクサンドロスだ
話の中でもアレクサンドロスの墓がその背景として現れたりする
そしてタイスの初登場シーンは舞台である
芝居に出演してるのだがこれがなんと
トロイ戦争のトロイ陥落後の話だ
アキレウスの亡霊がプリアモスの娘ポリクセナ(ポリュクセネ)を乞い
生き残ったギリシア勢によって贄として捧げられる、とゆーくだりで
これはラテン文学においては
オウィディウスの『転身譜(変身物語)』の巻13にある
オデュッセウスの余りの冷淡さに眩暈がしてくるような話だが
それでかこれを読んで以来
どうもオデュッセウスには拒絶反応を催すのだな(苦笑)
ちなみにこの淫らなはずのタイスが
修道士に連れ立ってアレクサンドリアを発つ時に
人々は彼女の芝居を思い起こしてこう言う

あの女がいなくなったら、イフィゲネイアや、エレクトラや、ポリュクス(ポリュクセナ)の役を誰がやるんだ?

ギリシア悲劇の中でも
過酷な運命に翻弄された清らかな乙女ばかりではナイか(-人-;)
ウェヌスと見紛う美女が演じたのは
妖艶なヘレネではなかったのだ・・・
そして饗宴のシーンでの問答が
キリスト教 VS. 真理なのが最高におもしろい(^▽^*)
惜しむらくは
訳が杉捷夫だったらもっとよかっただろうな・・・
水野成夫はちょっと文体や語句が懲り過ぎてて
どうもインチキ臭く感じてしまう
ある意味小説JUNE風なので慣れナイワケではナイのだが~
それにしてもこの小説から4年後にオペラ化された
マスネの『タイスの瞑想曲』(第1幕と第2幕の間奏曲)は
タイスの「淫蕩に隠された聖性」を
なんと美しく表現してるコトか・・・ホゥ(*-∀-)

英雄アキレウスが活躍したとされるトロイ戦争は
どこまでが歴史的事実なのかは不明瞭で
全くのフィクションの可能性さえある

トロイ戦争があったとしたら、と仮定して
推定されるのは紀元前12~13世紀頃の
ミケーネ(ミュケナイ)文明期だ

文字の存在はこの頃からあったコトが確認されてるが
韻文律に拘って、特有の枕詞を多用した、
要するにホメロスの『イリアス』のような大叙事詩を著すには
些か事足りナイレベルのモノだったようで
トロイ戦争当時は直に伝える文書が作成されてなかった

尤も古代人は現代人と比して格段に口伝の能力に優れてたし
これを生業としてる吟遊詩人たちがいたので
その必要もなかったのだろう

古くは竪琴(ポルミンクス)を携えて歌った
アオイドス(歌い手)
ホメロスの時代には杖(ラブドス)を持っって語った
ラプソードス(語り手)
文献に記すよりずっと合理的な方法でトロイ戦争を伝えてきた

個人的に文献より口伝の方が有用だと思うのは
自分の小・中学生の時の体験からだ

先代の金馬や志ん生など
名人による古典落語のレコードを繰り返し聴いてて
40以上の演目をすっかり暗誦できるまでに暗記してたのだが
それも声色や口調や間までを
その噺家とそっくりに演じるコトができたのだった(^▽^*)
もちろん出来のレベルは余興の程度でしかナイがw

しかし一旦演じ始めれば次々と脳裏に甦るままに再現できて
最後までつっかえるようなコトは一切なく演じきれた
でも原稿になったモノを読んで覚えて
人前で暗誦できるかって言ったら絶対無理・・・バタリ ゙〓■●゙

たった数行でさえも
文章を暗記して一言一句間違わずに暗誦するのは困難で
それをらしく演じるなんてのは
フツーの人間には不可能に近いだろう(役者はすごいよな~)

ところが名人ともなると
同じ話でも噺家によって独特の語り口で
それを名調子と称するのだろうが
この名調子だと情景が浮かんで記憶に留まり易いため
驚異的に早く暗記できるし
これを真似てそのまま再現するのは
そんなに難しいコトではナイのだ!
度胸さえあれば!!

ところがこの名調子を一旦崩してから
自分流のアレンジを加えるのは大変だ。(゚д゚lll)ギャボ
だから吟遊詩人によって連綿と歌い継がれる物話は
細部にわたって原型を崩さず伝わってる、と思えるワケだ
そういう意味で口伝より文献の方が
加筆・修正が遥かに簡単で信頼がおけナイのだ

そうしてトロイ戦争から数百年の後に
吟遊詩人の口伝がホメロスによって完成され
また更に数百年して編纂され
『イリアス』(と『オデュッセイア』)とゆー文献になったが
アオイドスやラプソードスが姿を消す前に
たぶん原型をほぼ留めつつ著され
しかもそれがこうして後世まで残存したのは
なんとも嬉しい限りだ。・゚・(ノД`)・゚・。

しかし『イリアス』と『オデュッセイア』だけでは
例えば有名な【トロイの木馬】についても
オデュッセウスの回想シーンにしか記述がなく
リアリティに欠けるるる~

なのでずっと後の時代に
クイントゥスによって書かれてる『トロイア戦記』
信憑性はナイが(そもそも神話の一部なのだけどw)
とにかく『イリアス』から『オデュッセイア』までの
間隙を埋める物語が読めるのはありがたい

この『イリアス』の続編とも言える『トロイア戦記』には
ヘクトルの死後からトロイ陥落後までがある

訳者は『ヘレネー誘拐・トロイア落城』と同じ松田治で
松田の解説によればこの物語は
特にタイトルがなかったので様々に呼ばれてきたが
どれも『イリアス』以降の話であるコトが
わかりやすい呼ばれ方をしてたそうだ
なのにこれを和訳の際に
松田は『トロイア戦記』としてしまうのだな・・・

『トロイア戦記』とされてたら
どうしてもトロイ戦争全編に及ぶ話を期待してしまい
『イリアス』の名場面もあって然るべきと思ってしまうから
そうして手に取った人にとっては
肩透かしを食らうタイトルだと思われ。(゚д゚lll)ギャボ
また400ページ以上のボリューム感が
余計そう思わせてしまうのだ。(´д`;)ギャボ

本の厚みだけでも読み応えがありそうだが
実際に内容も濃くて『トロイア落城』とも被る部分は
『トロイア落城』が訳注を含み60ページほどなのに対して
『トロイア戦記』では訳注を含み80ページ以上を費やしてて
文字の大きさがより小さいので実際にカナ~リ読み応えはあるるる~

ここまでの仕事でも多少文句をつけはしたものの
よくぞこれだけ次々と和訳してくれた!
と訳者の松田治と発行元の講談社には感謝だ(-人-;)

戦いに敗れ奴隷となったトロイの王妃アンドロマケーがさまざまな試練を経て理想国家ペルガモン建国の母となるまで

主役がアンドロマケか。(´д`;)ギャボ
ちょっとがっかりしながらも購入してみた『トロイの女』

トロイ戦争には興味津々だったが
対象はアキレウスとパトロクロスなワケで
もっと逝ってしまうとヘクトルとパリスなワケで
戦後の話となれば見事に全員死んでるから描かれていようはずもナイヽ(゚∀。)ノ

パリスをたらしこんだ悪女ヘレネの末路を
トロイ側の身近な女性がどれほど苦々しく思ってるか?!
くらいしか期待のしようもなく
なかば諦めにも似た気持ちで読み始めたのだが
読み始めてすぐに気付いた
そして恥じ入った

自分は「平和ボケ」してた・・・と。(゚д゚lll)ギャボ

戦争に勝つとゆーコトは栄誉でもなんでもナイ
敗けた方に対してあらん限りの残虐な行為を行ったとゆーコトなのだ
皆殺しはフツーで子供だって容赦なく殺す
生かすのは奴隷にするためで
生き残った女は夫と子供を殺した男の伽をする
そんな屈辱的な絶望に耐え凌がなくてはならナイのだ

全てを失う

それが戦争に負けたとゆーコトで
人間としての尊厳の全てをむしりとられるか
命を失うか
2つに1つの選択肢でしかも選択をするのは勝者

それなら勝った方は全てを得られるのか?

「否」

なぜ「否」なのか
この答えが『トロイの女』と折り重なる2編の物語である
『エピタフ 英雄たちの墓標』『スパルタの秋』のトロイ戦争3部作にある

作者の星川清香は戦争を体験した女性でその悲惨さを実体験してる
女から見た戦争はあまりにも愚か過ぎて
そこには英雄など存在しナイ
故郷から遠ざかってまで殺戮の場面に身をおくなんて
まして命を懸けるなんて
そんな浅はかな功名心などには何の価値もナイ
それよりも守るべきモノがあるはず・・・

でも気づかナイのは無理もナイ
戦争をする男にとっては女は【奴隷】で子供は【供物】でしかナイからだ

そんなコトを思い知りながら
少し違った観点からトロイ戦争を見つめ直してみると
それはそれでまた興味深いし
なにしろ他の本には詳述されてナイ部分が書いてあるので
それが史実に正しいかどうかは別で考察に一役買うのは間違いナイ

またこの3部作の続編の『糸杉の墓』は時代がずっと後になり
アキレウスに憧れたアレクサンドロス大王が出てくるが
主役はやはり女性で架空の人物アトッサだ
スタテイラ王女の侍女と言えば聞こえぱ+.(・∀・)゚+.゚イイが
征服されたペルシアの王女は大王の妻になったとはいえ
要するに捕虜の身の上なのである

それにしてもどれもなんて潔癖な物語なんだろうか・・・





映画『トロイ』以降はトロイ戦争=ホメロスの感があるが
ホメロスの『イリアス』は10年に及んだトロイ戦争の
最後の1年のヘクトルの死までの1ヶ月間ほどでしかなく
その全貌は『イリアス』を読んでも全くわからナイのが実状だ

同じくホメロスの『オデュッセイア』
終戦後のオデュッセウスの帰国までの10年間なので
【トロイの木馬】についての回想や
参戦者のその後などが挿入されてはいるものの
これによってトロイ戦争を知るのは無理なのだよ。(´д`;)ギャボ

つまりホメロスの大叙事詩は
トロイ戦争を知る者が愉しむ内容なのだねヽ(゚∀。)ノ

トロイ戦争史は現代日本においては
ギリシア神話やギリシア悲劇を読み連ねるコトによって
自分で挿話同士を繋ぎ合わせて間隙を埋めてくしかナイのだ

もちろんラテン語や仏独伊語が堪能なら
網羅された文献には事欠かなかっただろうが
それにしたってそれらを日本で入手するとしたら
アマゾンもナイ時代には困難だったに違いナイワケで
近年のトロイ戦争関連書籍出版状況が嬉しくてならナイ♪
更に映像化までしてるのは
出来の良し悪しは別にして素直に喜びたい(-人-;)

中でも『ヘレネー誘拐・トロイア落城』
トロイ戦争の因果関係を示唆した1冊として
本文もとても価値ある内容だったが
訳者松田治による解説が群を抜いて素晴らしいモノで
古代ギリシア~ローマ期までの
トロイ戦争を扱った文献についての詳説だ!

残念ながらその殆どが現代では散逸してしまってるか
残存してても和訳されてなかったりするので
実際に手にするコトはできナイが
存在を知るだけでも十分に満足を得られる・・・ヲタだから!!

以下にトロイ戦争の出来事の年代順に一覧を示す

『キュプリア:Kypria』
アキレウスの両親の結婚~『イリアス』くらいまで(?)
→但し現存せず

『アイティオピス:Aithiopis』
ヘクトルの死後のトロイ援軍の戦況

『イリアス 小イリアス:Mikra』
アキレウスの最期からその嫡子ネオプトレモスの出征まで
→但し現存するのは断片のみ

『トロイ陥落:Illu herisis』
トロイ落城~プリアモスの娘ポリュクセネのアキレウスの墓への供犠
→但し現存するのは断片のみ

『ノストイ:Nostoi:帰還』
諸将軍の帰国譚

『テレゴニア:Telegonia』
オデュッセウスの最期

中でも気になるのは『キュプリア』だ
そのタイトルは女性形のKyprisになるとアプロディテの意だが
アプロディテの主観によるトロイ戦争なのではナイだろうか?!

アキレウスの両親(ペレウスとテティス)の結婚式」で
投げ込まれた黄金の林檎の3柱の女神による争奪戦から始まり
【パリスの審判】で誰が1番美しいかの勝敗が決まるコトになった時に
アプロディテは無邪気な願望の達成によって勝利し
結果としてアプロディテは満足したがトロイ戦争は起きてしまった
とそんな物語かと想像する(*^^*)

無邪気な願望とゆーのは
女の子の好きなお人形遊びだ!
最も美しい女神と自負するアプロディテは
自身も美しいが美しいモノ好きでもあり
かつてトロイの美貌の王子アンキセスとの恋に落ち子を生した(※)
審判役を担わされたパリスもトロイの王子で
トロイ王家伝来(?)の美貌を持ち得た若者であると知って
是が非でも似合いの美女をパリスの横に並べてみたくなった!!

また出生は王子とはいえども
生い立ちは純朴な羊飼いでしかナイパリスにとっては
腹黒い政権や血生臭い勲功より美女が好ましいだろう!
と【パリスの審判】において愛の女神は確信してたに違いナイ!!
尤もアプロディテは賄賂によって勝利する以前に
その実力だけでも勝つ気満々だったろうがw

そうしてパリスの相手として
世界一の美女ヘレネに白羽の矢が当ったワケだが
ウマイグアイに2人を引き合わせて駆け落ちするに至るまで
美男美女が睦み合うサマは
全盛期のハリウッド映画を観てるような感覚で
女神はうっとりと愉しんでたような気がする・・・
傍らに死者累々の戦場があっても(苦笑)

残念ながら『キュプリア』は現存しナイが
コルートスによる『ヘレネー誘拐』は欠損部分もあるが残存し
『キュプリア』に類似の著作らしい?!
ありがたいコトに和訳されてて入手可能で
トリピオドーロスの『トロイア落城』とのカップリングで
たった¥640だ。・゚・(ノД`)・゚・。

『ヘレネー誘拐』はアプロディテの無邪気な願望が読み取れ
作者コルートスはオスカー・ワイルドに共鳴しそうなほど
耽美主義者であるのは間違いナイだろう
かたやパリスの、かたやヨカナーンの巻き毛を表現するのに
葡萄の房のような、とゆー形容を用いてたりもするw

残されたヘレネの娘ヘルミオネの嘆きや
駆け落ちしてきた2人を認めたカサンドラの畏怖などは
その寂寥感や禍々しさこそパリスとヘレネの優雅さとの対比が
悲しいまでにもれなく美しい・・・(;つД`)

『トロイア落城』パリスの死後の話で
寡婦(自由の身)となったヘレネが大活躍する・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ
ヘレネの厚顔無恥ブリが1番凄まじいのがこの話だろうか?
『ヘレネー誘拐』での優雅さと比べるとより一層悪辣に感じるが
それでも元夫メネラオスには変わらず愛されてるのだからさすがだ

またコンピュータウイルスの名になるほど有名な
【トロイの木馬】についての仔細があり
恐らくこのエピソードを最も詳述してると思われるのだが
講釈師、見てきたような嘘を言い、ってヤツだな
弁慶の握った拳がこれくらい・・・みたいなwww

※皮肉にもこの子こそトロイ王家の生き残りとなったアイネイアスだが
むしろアプロディテは我が子をローマ帝国の礎としようと画策してたのか?!