喉が渇くから水を飲むように・・・

心が乾くから本を読むワケだが
何度読んでもその度に潤してくれる本が愛読書と成り得る

生涯を通じて愛読してる本があるなら
それこそが人生のバイブルだったに違いナイ

自分の1番の愛読書は何か?

ふと思い立って本棚としばしにらめっこ・・・
1番読み込んだ=1番傷んでる?

いや、最初から汚れた感があるような紙質の古本を買ってたり
買い直して今はたまたま綺麗な状態のもあったりするし
そもそも同じタイトルでも訳者が違って何冊も持ってたりするから
そうすると傷みが1冊に集中しナイので基準にはならナイのだ
それに確認作業のために頻繁に開く本は辞書のようなモノで愛読書とは言えナイ

さかしま (河出文庫)

長い間飽きずに様々な読み方で愉しんで2度も買い直してる本なら
澁澤龍彦訳のユイスマンスの『さかしま』だが
素直に愛読書と言えるかどうかはビミョ~(-_-;)

一応(?)小説なのだが筋を追うコトはなく
専ら主人公デ・ゼッサントのアート・エッセーのような感覚で
そこに挙げられてる事物や事象についての感じ方に対して
共鳴しながら読む、ってよりは酔う・・・耽溺する
となると、愛読書ってより耽読書なのだな

そうすると愛読書らしいのはアランかもしれナイ

アランの『幸福論』は自分より年上の本だけあってよごよごなのだが
古本屋で買った時からその状態なので特に気にするには及ばず
ずっと旧仮名遣いの石川湧訳に馴染んでたのだが
近年になって新訳(ってもそんなに新しくもナイが)を2冊購入して
今は3冊持ってるw

新しく買ったのは集英社の白井健三郎訳と岩波文庫の神谷幹夫訳だが
神谷訳が1番的確な訳であるコトは疑いようもなく
でも石川湧の旧仮名遣いの訳は日本語の美しさが際立ってるし
それに比べて白井健三郎の訳は読み易い点で勝ってる
そんな風に三者三様なのだから3冊とも必要なのであるるる~

ところで『幸福論』と言えば
アランに加えてヒルティとラッセルで「世界3大幸福論」とする向きもあるが
これはまるで「世界3大宗教」のような括りで3者は全く相容れナイ

ヒルティはキリスト教信者にとっての幸福論であり
ラッセルは凡庸に生きるコトの幸福さを諭してるモノであり
キリスト教信者でもなく、既に凡庸に幸福を見出して生きてる自分には
何の効力も持たナイのだよ・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

だがしかし!
エピクテトスに関する詳述があるので
ヒルティの『幸福論』は岩波文庫の第1部を持ってたりして
その部分だけはしつこく読み返してたりするのだ

アランの『幸福論』の何が+.(・∀・)゚+.゚イイのかって
論じられてる幸福の定義やその定義に即した対応策も心地好く心に響くが
それ以上に引用してる事柄がどれもこれも自分と趣味が合ってて
【幸福論】として読んで理解して実践しなくても
読んだだけで幸福になれてしまうw

まず1番最初に引用されてるのがアレクサンドロス大王で
愛馬ブケファルスとの出会いのエピソードだが
この締め括りにはワザとアレクサンドロスのコトを
「アリストテレスの弟子」などと呼ぶ・・・ホゥ(*-∀-)

これだけで自分は至福を味わえるのだが
そうなると著者アランが幸福に纏わるエッセーにおいて
挙げてる事物や事象についての感じ方に対して
共鳴しながら読む、ってよりは酔う・・・耽溺する
って、これじゃアランの『幸福論』も『さかしま』と同じく
愛読ではなく耽読してるのかもしれナイ

そう考えたら耽読書ばかりだ
う~ん、何だろう、1番の愛読書・・・ヽ(゚∀。)ノ

とにかく誰もが「おもしろかった」とゆー現代作家の人気小説も
自分にとってはどうにもつまらなく感じるのは
単に耽溺する要素に欠けてて内容が薄っぺらに思えるからだし
逆に古典でも耽溺する要素の盛り込みが(少)ナイと
まるで興味が沸かナイくらいだから
耽読書でなく愛読書てのが既に自分には在り得ナイのかも?

なんて諦めてたが1つ思いついた!
幼少時から何度も読み返してて
特に耽溺する要素が見当たらなくても
読み始めれば必ず夢中になってしまう小説・・・

エミリー・ブロンテの『嵐が丘』だ!!
てコトは、自分の人生のバイブルは『嵐が丘』なのだろうか?!

続・はちくん(アランの幸福論実践)

集英社文庫の 【世界をめくろう。ナツイチ 2010】キャンペーンの
はちくんのキャラと再会したのは昨年末だった

紅茶の茶葉「夜間飛行(Vol de nuit)」を買おうと検索してて
徒歩圏内に専門店があって扱ってたりしたが
茶葉を買うのも10数年ぶりなので
まずは保存を考えて缶入りのモノを、永く使いたいようなデザインのが
あれば゚+.(・∀・)゚+.゚イイなと探しててはちくんの缶を発見!
LINK:ブログ『CAFE+ZAKKA 森音』

結果から言えばはちくん缶を買わなかったのだが
カレルチャペック紅茶店で常時扱ってて
ポットの柄にまでなってたので俄然ポットまで買う気になった!

そしてロイヤルホストのメニューデザインにもなってるとあったので
早速チェックしてみるとなんとパンケーキの絵柄にあった!!

年を越して先週の日曜日にやっとロイヤルホストに行くコトができて
写真を撮ってキタ ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ ♪

カワ゚+.(・∀・)゚+.゚イイ

味もここのパンケーキは昔から美味しいと噂だったけど
確かにキッズメニューにありがちな甘いだけのではなかったし
なんとか一人でも制覇できる大きさなので
今度は一人でもダイジョブそう?!

今回も一応半分に分けてみたものの少食の連れはギブアップ。(´д`;)ギャボ
なのでほとんど一人で食べたのだった・・・
しかも胸につかえたようで苦しそうな連れはそのまま撃沈したので
他に頼んだモノもほぼ一人で完食。(゚д゚lll)ギャボ

無理して付き合わして悪いコトした・・・(-人-;)スマヌ

でもついてた旗もお土産にもらってきて本トしゃーわせヽ(´▽`)/♪

暖かくなったら一人ではちくんツアーするるる~
恵比寿三越にはちくんの缶入り茶葉とポットを買いに行って
帰りにロイヤルホストではちくんパンケーキ食べるのだォゥ( -∀-)/

冒頭で茶葉を探してたのは職場のウバ茶が切れたからで
とゆーのも職場にもらいモノの紅茶の茶葉(ウバ茶)があったので
家にあったポットとヒーターのセットを持ってって
これで毎朝ミルクティーを皆で飲んでたのだ
つまり現状としては家にはポットがナイし茶葉もナイのではちくんで揃えようかと♪

結局、職場の茶葉の方は新宿のルピシアでクリスマス限定の恐竜缶で購入したが
当初の目的のウバ茶だけでなく苺のフレーバーティーも
その香りが店内に広がっててくんくんしてたら試飲させていただき
これも恐竜缶(しかも大好きなフタバスズキリュウ)だったので・・・ホゥ(*-∀-)ゲト♪


ウバ茶の缶のシールは何枚かある中から選べたのでこれにした


この苺のフレーバーティーCarolの恐竜が実際1番可愛かった

RUPICIA
ちょっとピンボケだけど雰囲気は伝わるかな(゚*゚;)

それでも茶葉自体は「夜間飛行(Vol de nuit)」が゚+.(・∀・)゚+.゚イイから
きっとカレルチャペックもルピシアも基本的には利用しナイだろうな
しかも「夜間飛行(Vol de nuit)」は近所に売ってるのだし・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

ゲラン夜間飛行EDT-SP93ml [並行輸入]

この「夜間飛行(Vol de nuit)」はゲランの香水の名で
元はといえばサン・テグジュペリの小説のタイトルなのだが
その小説へのオマージュとしてゲランの香水が名づけられたのだし
茶葉も発売元のJANATはフランスのブランドなのだから
やはりサン・テグジュペリの小説のタイトルからつけてるのだろう

パイロットだったサン・テグジュペリのこの小説の内容を簡単に述べれば
郵便を運ぶために危険を冒して夜間飛行をする話で
死に直面しても働かなければならナイ庶民の達観と
その任務を与える同じく庶民の上司の心痛に
情がある人間は心を揺さぶられずにはいられナイ

人間の尊厳を問いかけたこの作品を1度でも読めば
心あらば以下のような説明文は書けまい

セイロンの東に位置するウヴァ地方はとても素晴らしいお茶を作り出します。日中のさわやかさにも負けない夜の星のきらめき・・・。新鮮で、素晴らしいエッセンスの閉じ込められたこのお茶を、きらめく星空の下で一杯味わってみてください。きっと、あなたも夜間飛行している気分になるでしょう。

「夜間飛行(Vol de nuit)」「ウバ茶」でググると上記コピペ文に出くわしてゲンナリするが
ネットがある恵まれた時代にどうして自社商品に関連する語句の意味もスルーで平気でいられるのだろう?
空気読めなくても゚+.(・∀・)゚+.゚イイから本は読んで欲しい・・・

夜間飛行 (新潮文庫)

たかが紅茶、されど紅茶・・・
でもそこに自分の好きな世界が反映されてると喉より心が潤うのだ
だからこそそれを大切にしてくれる心ある店で買い物したい

ルピシアはとても丁寧な接客で安心して買い物ができたが
カレルチャペックはどうなんだろうか、期待と不安でいっぱいだ・・・

「夜間飛行(Vol de nuit)」を売って無くてもそこで紅茶を買いたい
そう思わせてくれる店員さんと出会いたい
もちろん「夜間飛行(Vol de nuit)」を売ってて話も弾むような店員さんがいたら
そこはこの世の天国だろう

自分にとっての幸せは
そうしてこれまでの人生で巡り会った感動を
再現してくれる新たな感動に巡り会うための旅が
連続してるような状態だが
そう気付かせてくれたのがアランの『幸福論』だった

最近テレビで紹介されて巷で流行ってるらしいが
ニーチェほどには誤解も少ナイだろうから
とりあえずは1アランファンとして・・・傍観するかヽ(゚∀。)ノ

はちくん(アランの幸福論)

先のワールドカップの折にはちくんと出会った

試合がナイ夜だったので仕事帰りに久々に本屋に寄ったら
カワ゚+.(・∀・)゚+.゚イイはちくんの絵に出くわして一目惚れした(*^^*)

集英社のキャンペーン【世界をめくろう。ナツイチ 2010】のキャラクターで
期間限定でこのはちくんが表紙になってる本も何冊かあったのと
オマケにはちくんストラップももらえるとあったので
断然購入意欲が湧いてきたp(-_-+)q

幸福論 (集英社文庫)

幸いにもアランの『幸福論』を発見して
訳者が白井健三郎とあったので(※)衝動買いした
自分が長年愛読してる『幸福論』は石川湧の訳なので被らナイコトを確認した

それにしても訳者の名は初見ではナイ
何かで見てるはず・・・だが、すぐにはピンとこず
自分のサイトを検索したら筑摩世界文学大系のサルトルの巻の
「一九四七年における作家の状況(『文学とは何か』より)」を訳してた
他にはこの方の訳書は持ってなかったので
これだけでは思い出しようもなく、耄碌ではなかったらしいw

一安心したトコロでアランの『幸福論』だ
愛読してる角川文庫版は自分より1つ年上で昭和42年(1967年)発行だが
この初版が昭和26年なのでヨユーで旧仮名遣いだヽ(゚∀。)ノ
まあ20世紀のうちは古本屋で出会う本に旧仮名遣いは珍しくなかったので
愛読したい本が文庫であって値段が格安だったら
そんなコトは全く気にもかけずに購入したものである
むしろ気さくに読める格安の古本の文庫本こそが
持ち歩いて、寝床で、風呂場で、読むのには適ってたのだ

そんなワケで元より古本で褐変してたのだが
実際に持ち歩いて、寝床で、風呂場で、読んでたので
すっかりよれよれぼろぼろになってしまい
もう1冊、できれば新訳でも欲しい、と常々思ってた

とまれ、数多ある新訳のどれを選ぶか、とずっと迷ってもいた
全部を読み比べて気に入ったのを購入できれば゚+.(・∀・)゚+.゚イイのだが
そういうワケにもいかナイので決めかねてたのだ

それが今回ははちくんのおかげで浅慮の決断で購入できたし
結果として選択は間違ってなかったようで
石川訳では「アレクサンデル」「我意の人」「克己(こっき)主義」が
白井訳では「アレクサンダー」「エゴイスト」「ストイシズム」で
その微妙な差異を読み解くのもまた愉しいものだった

さすがに「わからずや」が「間抜けな人間」になってると
読み慣れてナイ方に違和感を感じたりもしたが・・・

さて【世界をめくろう。ナツイチ 2010】で
はちくんの表紙の本は他にも何冊かあったのだが
あいにくこれと言って欲しい本はなかった

それでも何か買えばはちくんのストラップがもらえたので3冊購入
サンテグジュペリの『星の王子さま』
ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』
中原中也の『汚れつちまつた悲しみに・・・』

どれも読んだコトあるけど持ってはいなかった、ってのばかりで
要するに今までは特に買うつもりもなかったのだが
だからこそこういう機会に買うのにはもってこいだった

星の王子さま (集英社文庫)

自分がちびたの時に読んだ『星の王子さま』は王道の内藤濯訳だったが
その時は正直、あまり感銘を受けなかった・・・

他にもたくさん感動できる本を次々と読んでた時代で
その中で自分が格別に欲してた内容は
芸術性に優れた美的な文章か知識の洪水のような項目だったので
わがままな子供が浅はかな大人に対してごねてるだけのように思えて
大人びた子供には素直に受け容れられナイ部分が多かったのだ

バラは登場人物・・・いや、登場植物の中でもとても嫌なカンジがして
大嫌いだったのだけが記憶に残ってた(苦笑)

それが改めて読み始めて
突如、歯肉炎の激痛に襲われたかと思うと
顔半分がぐ~んと腫れあがり熱を持って頭痛も激しくなり
起きてるのが無理な状態にほんの数分で至った・・・バタリ ゙〓■●゙

ウォッカをガブガブやりながら眠る体勢になるが激痛で眠れず
痛みから気をそらそうとしてその寝たままの姿勢で読み始めたのだが
バラと王子の関係に不覚にも涙した。・゚・(ノД`)・゚・。

涙が流れる度に耳下腺がきりきりとして
腫れたほっぺたが更に熱を持つように感じられ
とにかく酷く痛かった!
歯肉炎で死ぬのは難しいだろうがこのまま死んでしまうかと思った!!

泣いて体力を消耗すると心の中の蟠りが消えるので
子供は泣いた後には必ず気持ちよく眠るものだと思ってたが
それは大人でも変わらナイようでぐっすり眠れた

きっと自分に何かが必要だったので
こうしてこの本と再会して涙したのだろうな

何か・・・?

キツネが言ってる

肝心なことは目では見えない

☆・・・☆・・・☆

ところで『星の王子さま』についてはもうこれ以上しのごの言うまい
自分など立ち入る隙もナイパーフェクトなサイトがあるのでね
LINK:Rassemblement du Petit Prince