『砂男』と『ネオン・デーモン』

早朝に映画を観てたのは
前夜に1度観た『ネオン・デーモン』の
細部を確認したかったからだ

こんな衝撃的なシーンから始まるが
一緒に観てたダンナは
これがドールだ(人間ではナイ)と断言。(゚д゚lll)ギャボ

自分はモデルの物語だと知ってたので
ドールに見立ててる人間だと思いつつも
100%の自信がなく・・・

クローズ・アップになってみて
その瞳を確認してから
やっと人間だと確信・・・ホッ(*-∀-)=3

そうして人間かドールかの区別をするのに
自然と瞳に注目するのは
自分だけではナイだろう

今はカラ・コンが普及したので
ドールぽい目にも見せかけられるが
だからこそ、逆に
いかにもドールぽい目ならば
人間が意図してやってるのがわかる

ましてや今の自分は
『眼の世界劇場』なんて本を読んでる最中で
目玉に対して敏感になってるのだがw

そもそも先週(あ、もう先々週か)
『ホフマン物語』のオペラを観に行って
どうにも腑に落ちナイ部分を
ホフマンの原作や原文のドイツ語まで
検証してる最中だったのだ

オートマタ(自動人形)のオランピアと・・・

彼女を創ったスパランツァーニ博士以外に
その目玉部分だけを提供してるコッペリウスの
存在の奇妙さに引っ掛かってた

見ての通り
象徴的に目玉を配した衣装も
渦巻や螺旋を配したオランピアの巨大ドレスに
引けを取らずヽ(゚∀。)ノ

原作では
夜遅くまで起きてる子供の
目玉を砂男が抉り出すなんてコトを
乳母やがまことしやかに話して
幼かったナタナエルを怖がらせてる

そこまでで済めば
大人になったナタナエルは
忘れるか、思い出して笑うレベルだろう

しかし実在した弁護士コッペリウスの正体が
砂男だと確信してたナタナエル。(´д`;)ギャボ

青年になってからも
そっくりの晴雨計売りのコッポラに遭遇したら
すっかり現実として砂男が蘇えるるる~

しかも理想の女性と思って恋したオランピアが
コッポラに目玉を刳り貫かれてて
実はオートマタだったと気付くなんて
夢にしたって酷い悪夢でおかしくなりそうだが
残酷にも現実なのだった

((((; ゜Д゜))) ガクガクブルブル

思いっきりネタバレしてしまうと
『ネオン・デーモン』でも
目玉が象徴的に出てくる(以下、グロテスク画像注意)

これはラスト・シーンで
モデルが吐き出した目玉だが
これをもう1人のモデルが拾って
呑み込んだトコロで終わり
文字通り後味が悪い結末となってる(゚*゚;)

目玉を吐き出すきっかけになったのは
その時、プールサイドでの撮影だったが
水底に見える2つ並んだ栓が
まるで目玉のように見えてた(のは気のせい?)

それが水流によって揺らいで見えてて
吐き気を催してしまい
控え室へ駆け込む(最終的には嘔吐)

そのずっと前の場面で
鏡に描いてるこれ・・・

この×が2つ並んでるのも目玉(が無い状態?)・・・
てのは考え過ぎだろうか?

そんなワケで色々気になって
翌朝、再度、じっくり観てみたら
主人公の少女と契約するモデル・エージェンシーが
ロバータ・「ホフマン」・・・バタリ ゙〓■●゙

やはり『砂男』の不気味なモチーフを
意識して使ってる・・・のか?

いや、鏡が出てくるシーンも多いから
むしろ『砂男』だけでなく
『ホフマン物語』なんだろうか???

特にモデルの1人が
整形しまくりの人工的美女って設定で・・・
(彼女にとっては歯を磨くのと整形は同義らすぃw)

その彼女がランウェイのバックステージで
独特の奇抜なメイクを施されて
まるで他人のように鏡の中の顔を見てたりするが
その鏡像はまるでピエロ。(゚д゚lll)ギャボ

整形しまくりの時点で彼女自身の本来の顔と
鏡に映る姿はかけ離れてしまってるのに
美しさを極めてトップモデルの座を手にしても
鏡像がピエロ。(´д`;)ギャボ

何とも皮肉な事態だw

そして別のモデルは
オーディションに落ちた際に
鏡をぶち割った!

それまではナルシストで
鏡を見ては惚れ惚れしてただろうが
恐らく初めて
第三者に拒絶されてしまったので
今まで信じてた鏡像に
裏切られた感がそうさせたのだろうか(゚ ゚;)

そして主人公の少女が
ランウェイのラストの1番気合の入ったドレスを着て
登場するシーンがこんな・・・

三角3つからなるこのネオンが
タイトルのネオン・デーモンなのか???

個人的にはこの主人公の気絶シーンが
最も美しさを堪能できた

それにしても『砂男』のまとめ中に
なんでこんな映画を観てしまったのか?!

凄いシンクロニシティだヽ(´▽`)/