バプテスマのヨハネ

もはやタイトルも忘れたが
幼少の砌にイエスの伝記の児童書を持ってて愛読してたw

この冒頭に出てきたのがザカリヤとエリザベツの老夫婦で
2人には子供がいなかったが
ある日ザカリヤが祭壇で香を焚いてると大天使ガブリエルが現れて告げた

「男の子を授かるのでヨハネと名づけるように、ヨハネは預言者となるだろう」

ザカリヤは年老いた妻がまさか妊娠するとはとても信じられずにいると

「お前は信じなかったので、ヨハネ生誕のその時までおしになる」

とも告げられてしまい
その通りにザカリヤはしゃべれなくなってしまった。(゚д゚lll)ギャボ

しかしながらその後エリザベツは男の子を産み
ヨハネと名づけるとザカリヤはまた口がきけるようになった

成長するとヨハネは荒野で修行を積んで

「【神の国】が近づいてるので悔い改めるように」

=人類の世界の終末が近づいてるので洗礼するように、と説き
信じた者たちは洗礼を受けるためにヨハネの元へ・・・

レオナルド・ダ・ヴィンチはそんなヨハネを
荒野で修行してたようにはとても見えナイ血色の生気溢れる若者に描いてて
ダ・ヴィンチの師匠だったヴェロッキオの作中のヨハネとは
比較するのも憚られる無駄な美しさであるるる~

一方ヴェロッキオの『キリストの洗礼』はリアリズムに徹してて
預言者も神の子も人間らしい”よれた”感があり
ダ・ヴィンチの筆による天使ばかりがひたすら美しかったりするのは
マズイだろ。(´д`;)ギャボ

自分が幼少時に読んだ本は子供向けのイエスの伝記だったので
ヨハネについての記述はその生誕についてまでしかなく
次はエリザベツのいとこのマリアの話に移行した(ような気がする・・・よく覚えてナイ)

レオナルド・ダ・ヴィンチと受胎告知 (平凡社ライブラリー)

マリアのトコロにも大天使ガブリエルがやってきて

「既に神の子を身ごもってる」

と告げるのだがこれが【受胎告知】ってヤツで
マリアは親子ほど歳の離れた大工のヨゼフの名のみの妻となり
処女のまま神の子イエスを産む

【受胎告知】はたくさんの画家によって描かれてるが
自分の好みではダヴィンチかボッティチェリが゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!

ダヴィンチのは数年前に上野に見に行ったのだが
静的なガブリエルで透き通るような澄んだ美しさに満ちてた!!
生きてる内に本物が見れて嬉しかったな。・゚・(ノД`)・゚・。

ボッティチェリのはダヴィンチとは正反対の躍動的なガブリエルで
服のドレープがゴージャスなのが優雅だ・・・ホゥ(*-∀-)

それにしてもここまでの出来事は
神とか天使とか非科学的な存在は外してフツーに理性的に考察すると
次のように解釈できなくもナイ

・エリザベツが不妊なのではなくザカリヤが種無しだった

・エリザベツは不貞をしたら子を生した

・ザカリヤは不貞に気がついて腹を立てて口をきかなかった

・ザカリヤは大天使ガブリエルのお告げ話を思いついた

・ザカリヤは不貞の子ヨハネを荒野に追いやった

・マリアはエリザベツに大天使ガブリエルのお告げ話を聞いた

・マリアは結婚相手のヨゼフが気に入らなかった

・マリアは結婚相手以外と婚前交渉の末に妊娠

・マリアも大天使ガブリエルのお告げ話を使った

これは何も自分が無神論者だからではなく
現代なら間違いなくエリザベツもマリアも不貞を疑われたからだ
しかもキリスト教圏でなければ疑念では済まされまい

いや、本トに純潔のまま神の子を身ごもってたとしても
夫の身に覚えのナイ子供を産んだ妻の潔白を
キリスト教圏であってもいったい誰が信じてくれよう?