旧約聖書で預言されてたアレクサンドロス?

山川出版の日本史用語集を誰かに譲ってもらった時は
ちょうど古代日本(邪馬台国から平安時代)にハマってて
この1冊で疑問が即座に解決できて重宝したが
それ以上に同じく山川出版の世界史用語集の方は
この用語集自体に夢中になった

世界史B用語集 改訂版

わかりやすく完璧に作成された年表を見て覚えてるだけでは
年代と国家(地域と民族系統と宗教)と主要人物と出来事のピースを
決まった箇所に当てはめるだけのパズルでしかなくて
世界史なんてちっともおもしろいモノではナイが
興味のある語句から始まる世界観を自分で繋ぎ合わせてくのは
想像と思索を存分に発揮できる悦楽だった

特に古代史の辺りは語句から語句へと読み解いて
頭の中に民族の興亡の年表を構築してくのが愉しくて
愛読書とは趣が異なるが子の世界史用語集には格別の愛着があり
今ではかなり解体して本体からもげてしまったりしてるが
そういうページこそがもれなく自分にとっての主要部分なワケで
そこだけ外れてた方がむしろ読みやすかったりw

民族の興亡の歴史は換言すれば戦史で
勝った方は大義名分の下での征服なのだが
負けた方からすれば侵略でしかなく
略奪や殺戮に曝される庶民にはその行為を受ける理由など微塵もナイのだ

しかしどんな戦勝国だっていつまた敗戦国になるかわからナイ
なんせ栄華を誇った古代国家は総て滅亡してて
かのローマ帝国でさえ滅んだのだ

まあローマのような世界帝国になると領土も広大過ぎて
これが一気に滅亡するのも無理があって
まず国家の分立の段階があるが
この分立だって一斉に各国が独立するのではなく
徐々にあっちでこっちでと新興国が建国されてくのである

過去の世界帝国も例に漏れず
古くはアッシリア帝国がペルシアに亡ぼされて後の4国分立とか
アレクサンドロス大王の死後とか・・・

このアレクサンドロスのディアドコイ(後継者)争いについては
アレクサンドロスヲタであるがゆえに死後には興味がなかったのだが・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

とりあえず世界史用語集には
最終的には紀元前301年のイプソスの戦いで3国分立になり
アンティゴノス朝マケドニア、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプトが
その3国で総てローマに滅ぼされた、とあるるる~
自分でもうろ覚えだったがそう覚えてたヽ(゚∀。)ノ

ところが『旧約聖書』のダニエル書の預言に出てくる「ギリシアの王の目の間の角」が
定説のようにアレクサンドロスだとすると「その角が折れて生じた四つの角」は
4国分立ってコトだとすると残る1つはどこなのだろう?
LINK:ダニエル書 第8章

ググってみたらアッタロス朝ペルガモンだってあって
世界史用語集の索引見たら一応ペルガモンの項目ならあった↓

小アジアのペルガモン王国アッタロス朝(B.C.241~B.C.133)の都。B.C.3~2Cに繁栄。

って、これだけかよ。(゚д゚lll)ギャボ

いや、Wikipediaでも詳細があったのでとっくり読んでみたが
やっぱり他の3つと並列させるには苦しくナイか?
なぜ皆こんなので納得してるのだろう。(´д`;)ギャボ

ところでダニエル書は預言者ダニエルについて書かれてて
まず当人を一般常識的な世界史と照合してみると
Exile(バビロン捕囚)の際にバビロンに強制移住させられたユダヤ人だ

紀元前586年にユダ王国を滅ぼしてExileを行ったのはネブカドネザル2世だが
紀元前562年にはネブカドネザル2世は狂死してしまい
息子のベルシャザールが後を継いでて
その治世の3年目にこの預言があったとされてるるる~

いずれアレクサンドロスの時代より3世紀ほど前の人物だし
それでディアドコイ争いまで正確に言い当ててたら
預言者、てか、予言者だ!

ダニエルの場合は預言者で
預言てのは神に預けられた言葉、即ち神託で
この預言を神に代わって発して民衆に警告を齎す者であって
いわゆる予言者とは違う

中には未来を予見してるようなのもあるが
ダニエルは人の夢を当ててその謎解きをしたり、自身も夢や幻覚を見たりしてて
でもそれだけっちゃそれだけなので
夢の解釈なんてどうとでもとれるから信憑性は全くナイし
現代日本の理性的な人間からしたら単に逝っちゃってる危ナイ人だ

だいたいこのダニエル書の成立年代はその当時ではまずナイ
だってガブリエルが「口外するな」と言ってるのに
ダニエルが禁を破ってすぐさま吹聴したってコトはナイワケで(゚*゚;)

研究者によればマカベア書と同じ年代とされてて
マカベア書はまさしくヘレニズム時代のユダヤ年代記なのだからして
そうなると少なくともアレクサンドロスの台頭は知ってて
4国に分かれた、ってコトはディアドコイ争いの中で
まだ終結に及ばなかった頃に4大勢力が争ってるように見えてて
それをダニエルの預言に取り入れたとか?!

それにしてもディアドコイ争いは権力の変遷が細か過ぎるし複雑過ぎるが
そこに登場する武将たちには何の思想も見出せなくて
ある意味単純過ぎるるる~ヽ(゚∀。)ノ