アナクレオン( *゚Д゚)つ[酒]

ディドロの『運命論者ジャックとその主人』には
その昔【瓢宗】には著名な神殿があり

それは松毬亭(ポム・ド・パン)やタンプル、ガンゲットといった呑み屋だった」

とあり更に以下のように続く

アナクレオンとラブレー、ひとりは古代人のあいだにおいて、ひとりは近代人のあいだにおいて、瓢の法王であった

アナクレオンは古代ギリシアの詩人だが
饗宴や恋愛について謳ってて
まるで現代のロック・ミュージシャンのようだ

詩篇が数篇ほど断片的に残ってるのが
岩波文庫の『ギリシア・ローマ抒情詩選―花冠』で読むコトができる

ペリクレスの父との親交がアテネに彼の彫像を残させた
もちろんそれをしたのはペリクレスである

これとは別の大理石の頭部を
いつぞやの夏の上野のルーブル展で実際に観る機会に恵まれたが
パウサニアスが『ギリシア案内記』
「その姿は酔って歌う男のそれだ」と述べてるコトから想像するような
よれた感のある姿態は残念ながら頭部だけでは味わえなかった
それでも珍しく図録を購入したら
そこには別のアナクレオンの全身像が載ってた(*^^*)
それ以外にもこの図録は素晴らしい配慮尽くしでさすがルーブルともなると違うね!
貴重な史料として日々大いに役立ってる!!

そして時代を超えて【アナクレオンテア】即ち「アナクレオン風」とゆー一つの様式として
中世の宮廷詩集に蘇りルネッサンスを超えて革命前のフランスにまで継承される

岩波文庫の古い『ギリシア抒情詩選』の方にはそんな【アナクレオンテア】も載ってる

またフランスではラモーがバレエ組曲『アナクレオン』を作曲
ラモーはディドロの『ラモーの甥』のラモーで
ルソーからはその音楽性自体を批判されてる人物だw

これが更に時代を経てイギリスに渡ると
アマチュアミュージシャンのとある団体の名称にこのアナクレオンの名が使用される
そして公式のテーマソング『天国のアナクレオンへ』は
愛唱されるうちに歌詞を変えて今日ではアメリカ国歌となったのだ

稀代のスーパースターだね、アナクレオンは・・・ホゥ(*-∀-)

人類初のロック・ミュージシャンは時代を超えてもカッコ゚+.(・∀・)゚+.゚イイ♪