ガリヴァーの旅した奇妙な国々

『ガリヴァー旅行記』を読めば
17世紀後半~18世紀初頭の英国を中心とした世界の実態・実体を深く理解できるが
それは当時の史実の基礎知識があっての話で
何も知らなければ気の利いた皮肉にも気付かずに終わるるる~

ガリヴァー旅行記 (シリーズ もっと知りたい名作の世界)

【リリパット】

それでも次の引用などは現代の日本でも使える皮肉だ

真実、正義、中庸、そういったものはだれにもできることである、ただ経験、善意という助けを得て、こうした諸徳を実践さえすれば、とくに、研究、学問の要る方面は別であるが、そうでなければ人間だれでも国務に当るくらいはできるのである。それに反して徳義の欠乏はとうてい智能の優秀さなどで補えるものではないから、そういった危険な人間の手に公職を委ねるなどはもっての外である。

これは小人国【リリパット】での政府のあり方だが
才能や技能より徳性に秀でてる者が重職に就く、とゆーのだ

しかし後半にあるように「人間だれでも国務に当るくらいはできる」ので
要するにわざわざ優秀な人間がではなく
徳義のある人間=悪意を抱かナイ人間ならそれで十分だってワケだ
庶民から巻き上げたり貪ったりする知恵を働かされるより
何もしナイ人の好い人物ならその方が゚+.(・∀・)゚+.゚イイ

なんともよくできた国民性だなw
だいたいどの民族においても武力か奸智によって重職は牛耳られてるからな

【ブロブディンナグ】

巨人国【ブロブディンナグ】もまた素晴らしい国で
ガリヴァーは国王と対談する際に
自身の故郷である英国を(如いては自分の存在を)
なんとかして国王に認めてもらいたい、と思う気持ちから
故国がどれほど素晴しいかを列挙するのだが
その仕方が既に揶揄となってしまうのがおもしろい!

なんせガリヴァーは
そのために立派に弁証できる能力が欲しい、として
古代ギリシアのデモステネスやローマのキケロほどに弁論術に長けてたら、と切望してるのだ!!

結局は絶賛されるドコロか蔑まれてしまうワケだが
大英帝国に対するスウィフト自身の失望が
ガリヴァーによって皮肉たっぷりに語られてる。(´д`;)ギャボ

付け加えると
アメリカをきっぱり【植民地】と言い切ってるのも時代を感じ取れて興味深い

【ラピュタ】

自分は思索する遊行者である故
思索に没頭するのが何よりも愉しみではあるがそれに専念するワケには行かナイ
1日の殆どを思索に耽って過ごすコトには憧れるが
日常生活に支障をきたすほどのめり込むのは怖い気がする(意外と真面目なのだ)

ところが【ラピュタ】では
妻の浮気現場を目の当たりにしても
気付かナイくらい思索に集中し続けてるらしいし
或いはそうと気付いてもお咎めナシなのは
思索を邪魔されたくナイかららしいヽ(゚∀。)ノ

せっかく人間として知能を持って生まれてきたからには
思索に耽溺する至福を味わいたいと思う反面
せっかく生物の一種として生殖機能を携えて生まれたのだから
思索してて子孫を残す作業がおざなりなのはマズイとも思う

だからって生殖機能喪失後なら一向に構わナイのかと言えば
現実逃避でなく現実と向き合うための思索は大切だが
思索の末に深淵に辿り着いてしまうと魂の所在は現実から遠のいてしまってるから
やはりそこが社会的生物としては厄介なのだよな(-_-;)

あれ?
思索中に魂が現実から遠のいて深淵を浮遊するサマを
この浮島ラピュタに例えてるのだろうか???

ところで【ラピュタ】にて数学(天文学)と音楽によって解き明かされる世界観は
ピュタゴラスの比喩かと思いきや解説によればニュートンらしい

【グラブダブドリップ】

『ガリヴァー旅行記』の中でヲタ的に1番好きな部分が
この魔法の島で死者が蘇って真実を話す場面だ

アレクサンドロス大王が

自分の死因は毒殺ではなくて、飲みすぎからの熱病だ

と名誉にかけて断言するのだが
それよりももっと断言して欲しかったのは
ヘファイスティオン(ヘパイスティオン)との間柄についてだ!

【糸吉男昏】してたってその口から言ってくれ~!!

死因にしたって
呑み過ぎてしまったのはヘファイスティオンを愛してたからだろう?!

それにしても死因が毒殺なのかどうかなんてのは本人に聞く話でもナイよな?
だいたいなんで本人が断言できるんだ???
と、そういう笑いを誘ってなのか?!

またローマの元老院が大議事堂に集ったトコロと末代の議会を見た際の感想が

前者は英雄と半神の集会のように見え
後者は行商人、スリ、追い剥ぎ、無頼漢に見えた

実際には元老院もたいしたコトなかったと思うが
政治家は多かれ少なかれ簒奪者なのだから追い剥ぎってのは最も近い気が(-_-;)

【フウイヌム】

ヤフーという奴は、ときどき気が変になるらしく、するとただ隅っこに引っこんでしまい、寝転がって、吠えたり、唸ったり、誰かそばへでも近づこうものなら、たちまち蹴飛ばしてしまう。まだ年も若いし、肉づきもよろしい。別に食べ物が欲しいわけでもない、いったいどこが悪いのだか、召使たちにもさっぱり解らないのだという。ところがそうした場合、唯一の治療法は、無理にどんどん働かせることである。するとたちまちケロリとなってしまうのである。

金持ちの子息の憂鬱症の特効薬が勤労であるのは
今も昔も変わらナイのだなヽ(゚∀。)ノ

Travels into Several Remote Nations of the World in Four Parts by Lemuel Gulliver

タイトルは『ガリヴァー旅行記』の原題で
「レミュエル・ガリヴァーの4度に渡るいくつかの遠く離れた世界の諸国家への旅」
そんな訳になるだろうか

Travels Into Several Remote Nations of the World: In Four Parts. by Lemuel Gulliver. First a Surgeon, and Then a Captain of Several Ships ...

ガリヴァーは実在してる日本にも訪れてるが
あとは総て架空の国でしかもやたらと変な名の国だ

何度聞いても忘れるのは巨人国・・・
【ブロブディンナグ】・・・絶対また忘れるなw

逆に覚えやすいのは小人国の【リリパット:Lilliput】だが
字面といい語感といいなんとも小人国ぽい!

そう思ったのは自分だけではなかったらしく
【Lilliput】自体は作者のジョナサン・スウィフトの造語だが
ワールドワイドに「小人の国」として通じるらしい?!
Wikiでは英仏と独蘭(【Liliput】と「l」が1つ少なくなるが)
そして露日(発音にそった綴り)に項目があった

日本では『リリパット王国』なるゲームがあり
調べてみたらモーニング娘。がCG化されて登場してるのだそうで
そのCG化キャラを「リリモニ」と呼ぶとか

これは元より小柄な女の子たちなのだろうか?
そういう意味で【リリパット】とつけたのだとしたらたいしたセンスだが
別に小柄な女の子たちの「ミニモニ」てのがあったような気が・・・

とにかく300年ほど前の小説中に出てきた造語が
現代でもその小説の外で使われてるってのは凄いコトだ

児童文学で『リリパット漂流記』てのもあり
これは少年少女が漂流して【リリパット】に漂着した話で
当然ながら小学生にもなれば『ガリヴァー旅行記』は架空の話だと知ってるし
だからこれもフィクションとわかってて読み始めるのだが

最近になって漂流した少年少女によって
架空の国だと思ってた【リリパット】が発見された!!

とゆー展開があまりにも真実味を帯びてて疑う余地がなくて
うっかり現実とすりかえられてしまうのだよ。(゚д゚lll)ギャボ

スウィフトの小説中では造語だし架空だし、と思ってても
他人の小説中で出くわすと
【リリパット】って知ってるるる~
なんて認識してしまいリアルな感覚に陥ってしまう。(´д`;)ギャボ

ちなみにこの『リリパット漂流記』の作者は
スウィフトと同じアイルランド人かと思い込んでたのだが
なんとドイツ人(原題はTelegramm aus Liliputで著者はHenry Winterfeld)だった

『リリパット漂流記』は小学生にとってサイコーの
リアリズム・フィクション(※)なのに
ざざざんねんなコトに日本では絶版・・・バタリ ゙〓■●゙
そんな分野はナイのだがねw

ところがググってみたらなんと売ってる書店(にわとり文庫)を発見!
しかも懐かしい表紙の画像が載ってるるる~

他に扱ってる本も児童書が充実してそうだったので
昔愛読してたあの本なんてあるかな、と検索したらあったΣ(゚д゚lll)ガーン

ぼろぎれマリー

こんなカナ~リマイナーな本まであるって素晴らしい品揃え!
これは是非一度足を運ばなくては!!

話が逸れたが『ガリヴァー旅行記』に戻ると
個人的にユートピアだと思えるのはラピュタとゆー国だ

ひたすら興味の対象を探求し続けるのが理想で
生きてる限りそうしたい、だから生き延びたい、でもそのために働く
働き過ぎて探求する暇がナイ・・・ヽ(゚∀。)ノ

そんな矛盾に負けずに気持ちを保ち続けるのが生きるってコトなんだろう
夢は叶わなくても叶えたい気持ちを失わナイp(-_-+)q

ジブリアニメの『天空の城ラピュタ』は未見だが
とりあえずタイトルから【ラピュタ】が天空にあるのは間違いなく
これはもちろん『ガリヴァー旅行記』からきてる設定だろう
自分はジブリ作品は苦手なので一生観ナイだろうがw

あとバンドにもLaputaってあったけど
これはむしろジブリアニメの『天空の城ラピュタ』からなのだろうと
ググってみたら『ガリヴァー旅行記』から・・・意外(゚ ゚;)
ビジュアル系も今更観たりしナイだろうがw

家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)

そして最後に訪れる国フウイヌムは
馬に近似の理性的な種族フウイヌムが支配してて
人間に似た卑賤な種族【ヤフー】はフウイヌムに蔑視されてるが
ポータルサイトYahoo!の名称はここからとってる

知る人ぞ知る『家畜人ヤプー』の元ネタでもあるが
これについては長~くなりそうなのでやめとく・・・ヾ(・_・;)ぉぃぉぃ

ストラルドブラグ

ジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』は
児童文学として定着してるし、何度も映画化されてるし
ガリヴァーがリリパット国で小人たちに縛り付けられてるシーンは
誰もが思い浮かべるポピュラーなビジュアルだろう

ガリヴァ旅行記 (新潮文庫)

とはいえ、全編をちゃんと読んでナイ人の方が圧倒的に多く
ストラルドブラグとなると何のコトやらだったりする

ストラルドブラグはラグナグ国で稀に生まれる不死の人間で
生まれた時点で痣があるのでそうとわかるのだが
ガリヴァーはストラルドブラグの存在を最初は絶賛してて
もし自分がストラルドブラグであったら

まずあらゆる手段方法をつくして金儲けをしようと思う。

から始まって
学術的にどれほど成果をあげられるだろう、などと
永遠に続く輝かしい未来を夢想する

しかしそんなガリヴァーをラグナグ人は嘲笑する
実際のストラルドブラグたちがどれほど悲惨であるか
ラグナグ人はよくわかってるからだ

彼らはもう他の一般老人のあらゆる痴愚と弱点とを網羅してるばかりでなく、おまけに決して死なないという恐るべき見込みからくる、まだまだたくさんの弱点をあわせ持つことになる。すなわち頑固で、依怙地で、気難し屋で、己惚れで、(中略)ただ嫉妬と無力な欲望ばかりが燃えさかる。

引用の最後にある「嫉妬」の矛先は
まずは生気に溢れた若者でこれはフツーの年寄りでもそうだが
違うのは死にゆく老人に対しても「嫉妬」する点だ

むしろ若者以上に老人にこそ彼らは「嫉妬」する
死ぬ希望を持つコトさえ許されず
老いさらばえて尚も永遠に生き続ける苦痛は生き地獄なのだ。(゚д゚lll)ギャボ

そんなストラルドブラグの実態を知ったガリヴァーは
彼らを目の当たりにして死ねナイ恐怖を思い知れば死への恐怖に打ち勝てるだろう、と考え
本国イギリスへ彼らを遣わそうとする

作者であるジョナサン・スウィフトは64歳頃から病に侵され
聾になり眩暈が酷く人間嫌いも激しくなり
74歳でついに狂人と認定されてしまい
78歳で死ぬまで悲惨を極めた最期だったので
この一節は自身の未来を予見してるようでもある・・・

((((; ゜Д゜))) ガクガクブルブル

ところでガリヴァーはラグナグ国に来るまでには
→リリパット(一旦帰国)
→ブロブディンナグ(一旦帰国)
→ラピュタ、バルニバービ
→グラブダブドリップ
と実在しナイ国を渡航してきたが
ラグナグの次に立ち寄ったのはなんと日本w

『ガリヴァー旅行記』の中で唯一実在する国なのだヽ(゚∀。)ノ

ザモスキ(?)から上陸し
首都のエド(江戸)で皇帝(将軍だよなw)に謁見
ナンガサク(長崎)からオランダ船に乗り
アムステルダム経由でイギリスに帰る

ラグナグ国王と日本皇帝(将軍だなw)は親交があって親書が送られた
てのはもちろん全くのフィクションなのだが
日本が鎖国によってオランダとしか交易してなかったのは史実で
架空の国々に紛れて実在する日本が辻褄を合わせるために登場してるのは
当の日本人からするとなんとも奇妙だ

あと間違ってはいるが極めつけに
ガリヴァーが出航時に【踏絵】を拒否したりもしてるるる~(※)
【踏絵】をさせられたのは日本人だ

スウィフトはいったいどうして日本の国について知り得たのだろうか?

スウィフトは16世紀後半~17世紀中頃までのアイルランドで
イギリス移民の家庭に生まれて
ダブリンで教育を受けて
ロンドンで一旗挙げようと政治活動で奮闘するも
結局のトコロ終生聖職者の職に就いてたので
確かにいくらでも書物を読む機会はあっただろうがいったい何を読んだのか?

ヨーロピアンが日本を知ったのは
13世紀のマルコ・ポーロの『東方見聞録』において
黄金の国ジパング、として紹介されてからだろう

スウィフトは『東方見聞録』も読んだかも知れナイが
時代が古過ぎるし「ジパング」では何の参考にもならなかったはずw

その後大航海時代(15世紀~)を迎えて
ヨーロッパの各国が豊かな植民地を求めて躍起になってたが
オランダだけが日本との交易権を得たワケで
調べた限りでは当時の日本をオランダ人が記述したモノなんぞは
出回ってなかったようだから
オランダ商船の船員などに直に話を聞いたのだろうか?

謎だ

誰か教えて・・・。(´д`;)ギャボ

ジョナサン・スウィフトとダニエル・デフォー

『ガリヴァー旅行記』が出版されたのは1726年で
1667年生まれの著者ジョナサン・スウィフト59歳の時だった

イギリス人を両親に持つアイルランド移民の子として
ダブリンで生まれたスウィフトは
大学までダブリンで教育を受けた後は司祭職を務めてて
ロンドンに上京したのが1707年でスウィフトは40歳になってた

産業資本家(ブルジョワ)が台頭してきて
国家権力が王家から議会へと代わる政局の激変期だったが
スウィフトより1世代前くらいから
市民革命の波が絶対主義を押し流そうとしてた

1642年~49年のピューリタン(清教徒)革命で
イングランド王チャールズ1世は処刑され
郷紳(ジェントリ)のクロムウェルが
共和政(コモンウェルス)の名の下に護国卿(ロード・プロテクター)として
軍事独裁政権を強行するようになった

そのクロムウェルも1658年に亡くなり
クロムウェルの息子のリチャードが護国卿となるも
無能なため翌年には辞任する羽目になり政局は混乱する

混乱に乗じて国王に即位したのはチャールズ1世の息子のチャールズ2世で
政権を掌握するものの議会とは真っ向から対立した

その議会の中にもまた派閥があり
おおよそ国教徒がトーリー党で非国教徒がホイッグ党だったが
分裂の原因は王がカトリックを容認したのに対して
公職就任者をイングランド国教徒に限定したコトによる

1685年にチャールズ2世が亡くなると
今度は弟のジェームズ2世が議会にも国民にも反対されたが即位した
ジェームズ2世には跡継ぎの男子がなかったため
放っておいても断絶するしかナイので周囲は安心してたのだw

それが1688年に跡継ぎが生まれてしまったので
オランダからオレンジ公ウイリアムと妻メアリを国王夫妻として招き入れて
ジェームズ2世は退位させられた(てか、自らフランスに亡命した)

こうして無血で王位が移行したので名誉革命と呼ばれるワケだが
この名誉革命の時がスウィフト22歳だった

前述の通り、スウィフトがロンドンに上京したのは
1707年で既に40歳だったのだが
きっかけは1701年に発表した政治パンフレット(※)が
ホイッグ党に認められたコトだった
『アテネおよびローマにおける貴族・平民間の抗争・不和に関する論考』

ところが実際にロンドンで暮らすようになると
ホイッグ党にはすっかり失望して去り
反対勢力のトーリー党に就いて
機関紙への執筆などによって政治活動に貢献してたようだが
結局、トーリー党にもまた失望せざるを得なかった

なんせ1713年に彼に与えられた職は
ダブリンの聖パトリック寺院(※)の司祭長だったのであるるる~
教会(church)でなく寺院(cathedral)なので、カトリックではなく英国国教会なのだな

こうしてイギリスにおける野望が打ち砕かれ
翌年ダブリンに戻って政治活動から身を引いたのが47歳で
そんなワケで著述をしてはいたが
この時点ではまだ小説家と呼ぶのは微妙なのだ
いや、この時点までなら著述業でもナイ、なんせ本業は聖職者だw

むしろ本業が何であれ、この激動の時代には
執筆活動をしてて、ましてや政治を諷刺したりしてたら
それは政治活動の一環として厳しく取り締まられたのは言うまでもナイ

底辺で酷い目に遭いながらも政治活動をしてた者は
当時のイギリスに溢れかえってたに違いナイが
政権が安定してしまうとそういった論文は風化してしまい
新しい時代には古い時代の論文などは全く顧みられなくなってしまい
それ以上に書いた人間は忘れ去られてしまうだろう

『ガリヴァー旅行記』がなかったら
スウィフトもそのうちの一人になってたはずだ

The Life and Strange Surprizing Adventures of Robinson Crusoe, of York, Mariner

『ロビンソン・クルーソー』が出版されたのは1719年で
著者ダニエル・デフォーが59歳の時・・・

デフォーは1660年生まれで名誉革命の時は28歳だったが
20歳から商売を始めて24歳で結婚、とここまでの人生は概ね好調だった

デフォーが25歳の時にチャールズ2世が死に
ジェームズ2世の即位に反対して先帝の庶子モンマス公を推す一派に参加して
危うくモンマス公とその支援者と共に絞首刑になるトコロをなんとか免れたものの
こうした政治に関与した活動に拘わるうちに32歳で破産。(゚д゚lll)ギャボ

34歳から煉瓦商になって商売が回り始めた矢先
また政治活動に拘わるようになり執筆しだしてしまう。(´д`;)ギャボ

この辺りまではジャーナリストと言えなくもナイが本業は商人で
トーリー党のハーリーの下で補佐を勤め始めたのは40代になってからだ

彼もまた『ロビンソン・クルーソー』がなかったら
知られざる人物として歴史の闇に埋もれてしまっただろう

ちなみにデフォーの最期は
70歳にして失踪して翌年に孤独死してるのを発見されたそうだ